サバゲ、時々、飯

車と銃は一瞬で名前当てます。都内の小さい会社で編集やアクセス解析のお仕事。日課は朝の冷水シャワーと晩酌

パフォーマンスアップの秘訣は敵なのかもしれないという話

おそらく当たり前なのだろう。あ、例によって職場の話。

だが、敵と言ってもどう考えても勝てない敵では戦闘意欲がわかない。本当に実力があってちゃんとしていて「なんか鼻につく」ぐらいでも微妙かもしれない。本格的なイジメに遭ってしまえばもちろん元も子もない。

最近感じている“パフォーマンスアップ用敵”というのは、年齢や立場がちょっと上、でも能無しの存在だ。

能無しと言ってもいろいろな種類がある。今回遭遇している敵は

■考えない

└必要な判断をすべて上に丸投げする、自分の考えを持たない。

■チームで共同作業しない

└連絡が遅い、各メンバーのタスク量を把握しない、人に振らない、人の仕事を受けない(何があろうと無関係を装う)

■道具を使わない

└使うべきウェブツールや撮影機材の使い方を学ばない

■口が悪い

└じゃれ合いのつもりだろうが数回に一度メンバーの琴線に触れる

└取引先や社内関係者の悪口を平気で口にする。悪気はないのだろう。

という感じだ。ちなみにポジションは副編集長、年齢は30台半ばのパパだ。

■数字に疎い

└というか数字の絡むあらゆる業務から逃げる。定点観測、効果測定、実験、数値取得といったマーケティング関連業務だ。

 

正直彼が副編集長に就任してからは、完全にアンチに転化。普段は中の良い体を演じているが(その実そんなに仲は良くないが)裏では彼の座を奪い取ろうとありとあらゆる方法を模索している途中だ。

特に自分はマーケティング専門部署にいた経験があり、様々なウェブツールにも社内では精通している方だ。チームのメンバーはウェブの編集部にありながらスプレッドシートgoogleアナリティクス、社内cmsに四苦八苦。特にエクセルやスプレッドシートに至っては「怖いから数式を触らない」という具合だ。

一社目だからわからないが、そんなものなんだろうか。

最近は副編集長が部内会議でパソコンを操作しつつ諸々の情報共有をするのだが、そもそもタッチタイピングができず、常に肩肘を付いてパソコンを操作しているので操作自体が非常に遅い。無論スプレッドシートの操作方法も付け焼き刃なので、どこに何があるのかが頭に入っていない。フィルだなど使えない。1つのシートに3つの表がばらばらにあるものお構いなしだ。

自分がパソコン担当だった頃にはそのあたりの操作と議事録を並行して行い、会議終了と同時に議事録を関係者に送っていたと思うと、この体たらくである。

なので彼の仕事をどんどん奪うことにした。そうすれば組織のパフォーマンスアップにもなるし、デジタルネイティブでパソコン操作のさらに速い後輩は「頑張ればチャンスが有るのだ」と思ってくれるだろう。

一部の外注ライター諸氏への連絡はまだできない、なにせ面識がないので。が、それも取材に同行するうちに時間の問題だろう。

カメラはそこそこ経験を積んで、移動する物体でもそこそこスピーディに撮れるようになった。仕事柄暗いところの撮影が多くそこは未だ経験不足だが。

そして今では掲載スケジュールの管理、各案件の進捗管理をガッツリ担当するようになった。判断が遅く目が効かない彼(社内より現場にいるのが多いという都合もあるが)よりも適任と判断されたようだ。最も若くおまけにすぐ感情的になるので、部内では「とはいえ大丈夫か」論はなくはない。

執筆速度だって勝負にならないだろう、なんせ弊社は9割以上の記事を外注していたので、社内で執筆の経験があるメンバーが少ない。自分は編集部移籍後ほぼ内製記事担当だったので、スケジュール立てやスピードに関しては一日の長がある。(このブログは超速で書いているので誤字多いかも)

そんなわけで副編集長打倒のプランは着々と進行中だ。不健全な麺はあるが、これで圧倒的にパフォーマンスが上がることもあるのだ。きっと。