サバゲ、時々、飯

車と銃は一瞬で名前当てます。都内の小さい会社で編集やアクセス解析のお仕事。日課は朝の冷水シャワーと晩酌

腹巻きに救われている話

冬に入ってから腹部の冷えに苦しんでいた。

普段はなんともないのだが、飲んだあとの帰り道は正直結構しんどかったりする。酒で体温が冷えているのが原因なのだろう。

まして妙な北国生まれプライドが邪魔をして、手袋、帽子、マフラーといった『防寒フルマックス』みたいな外見で外に出たくない。ダウンも丈長コートも嫌だ。普段からライダースで歩いている。見える防寒装備は最小限、これが愚かしい我がルールなのだ。

が、それでは防寒性能に限界があるのは明らか。帰り道でお腹が痛くなる日々に嫌気が差していた。

そこで採用したのが腹巻きだ。LOFTで2000円ぐらいで買った。

が、これが非常にいい。常にお腹が温かい。しかも暑い・邪魔というわけではない。素材はもふもふしたやつで、色は黒。ぴったりタイトというわけではないが、少なくとも外見からはバレない。のに、これがお腹の冷え防止に非常によく効く。保温性のある素材なのと、外気に触れやすい腰部分をうまくカバーしてくれているのが理由なのだろう。

おかげでクソ寒い地元に帰省した際にも通常装備で問題なかった。周りの人間はベンチコートにニット帽、厚手のマフラーという盛岡駅において、ライダースとシャツで歩き回ったのは非常に気持ちが良かった。

唯一の欠点は非常にタイトなサイズだ。

自慢だが同じ身長の女性モデル並みのヒョロガリ体型なので、ゆるいことはあってもキツいことはないだろうと思って購入した。が、ピッタリだったのだ。女性用だろうか。そうだろう、よほど絞っている男であっても、そもそも腰骨を通過できないはずだ。

と言うかこんなに細いサイズしかなくて(買った店では少なくともサイズは一律だった)市場にパイがどれくらいあるのだろうか。いっそサイズ調節可能にすればいいのに。服で言えばXSしか無いようなものだぞ。

というか、これは本当に腹巻きなのだろうか。首用だったりしないだろうか。そんな不安が頭をよぎる。